

「RHC JAPANという会社の内部被曝検査センターで、一般を対象に、尿検査で放射性物質の有無を測定するサービスが開始」されたと最近報道されました。
申し込みから1週間で検査容器が発送され、20cc採尿後、容器ごと返送し、2週間で結果が出るようです。
ヨウ素131、セシウム134、137が測定可能です。
このような内部被曝検査は、民間企業ではRHC JAPAN(内部被曝検査センター)が初の試みだそうです。
現在福島で、放射能の問題が大きく取り出されているなか、国や行政ではなくこのような民間の企業が出てきたことはよい流れだと思います。
話題のサービス.comでは、今後も株式会社RHC JAPANのような民間企業を応援したいと思っています。
被爆には外部被曝と内部被曝の2種類があります。外部被曝は放射線源(放射性物質)が体の外にある時で、代表例は医学診断の際のレントゲン検査だと思って下さい。
内部被曝は、何らかの理由で放射線源が体内に取り込まれた時に起こるものです。環境汚染物質の体内への取り込みは、主に口から食べ物と入る(「経口曝露」と言います)、口・鼻から吸い込む
(「経気道曝露」と言います)、皮膚から入る(「経皮曝露」と言います)に分類できます。ただし皮膚からの取り込みは正常な粘膜からでも生じえるとは思いますが、
皮膚粘膜が傷ついている場合に大きくなります。経口曝露と経気道曝露は、通常の日常生活で起こります。
経気道曝露は保護具を付けるとか部屋に出来るだけこもるとかの方法もありますが逃げないとなかなか防げません。しかし経口曝露は食品衛生法によりある程度守られ、
情報が入れば口に入れないことも出来ます。
体内に入った放射性物質は、化学的性質により、体内の特定の組織に結合することがあり、局所的に被曝量が大きくなります。代表例は、放射性のヨウ素131が甲状腺に取り込まれることです。
放射性物質が空から振ってきそうな時、花粉症対策のように部屋に入る前に払い落とすと言われているのは、外部被曝を少なくする以外に、外部被曝が内部被曝に転じるのをできるだけ防ぐ という意味もあります。
このように花粉症を例にとると、内部被曝と外部被曝の違いがよくわかります。
日常生活からどんな被曝があるかわからないので、今普段の生活も気をつけたいものです。
*文章引用「放射線による内部被ばくについて:津田敏秀・岡山大教授」
福島では連日150 μSv/hなどという数字が報道されていますすが、これだと数時間で一般人の年間許容量とされている1mSvを超えてしまい危険だと言われています。
この数値ですと、がんなどのリスクをどの程度高めるのでしょうか。
150μSvは0.15mSvという数値について、150μSv が24時間続き、これが1年間続いたとしたら、屋外にいてフルに被爆したと仮定して、年間1.314Svの被爆になります。
そしてICRP2007年勧告で計算することができます。0.15×24×365×0.055(/Sv)÷1000=0.072です。7.2%程度だけリスクの増加があることになります。
しかし、150μSvはその日の最高値のはずで、スパイク状に高まった値と思います。そうすると150μSv が24時間続くという仮定は相当高めです。
要するに、これまでの被曝量の累積量(積分値)を示してもらう必要があります。
ただ、もし150μSv が24時間続き、これが14日(2週間)続くだけでも、50.4mSvとなり、労働安全衛生法電離放射線障害防止規則で定めた基準である年間50mSvを超えてしまいます。
また妊娠可能な女性労働者の3ヶ月5mSvも超えます(妊婦にはもっと厳しい)。ましてやICRP2007に定められた公衆被爆年間1mSvは軽く超えてしまいます。
今回の状況は即座には解決しそうになく、状況により余裕はそれほどないと思います。
このような不安の多い状況の中で心配な方は一日でも早く検査を行うべきかもしれません。
内部被曝検査に興味がある方は、RHC JAPANの内部被曝検査センターよりお申し込みください。
こちらは、先日も読売新聞やNHK等で紹介されたようです。
善は急げです。
*株式会社RHC JAPAN運営サイトはこちらをご確認下さい。
□株式会社RHC JAPAN 内部被曝検査センター